割り稽古

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皆さん、こんにちは。
 
深まりゆく木々の緑をみていると、力強さを感じ勇気がわきます。

来週からは6月です。 蛍が飛び交う季節です。

6月5日は 二十四節気の「芒種」(ぼうしゅ)です。

「芒」は穀物の種子の先端にある硬い毛「のぎ」のこと
「芒種」とは穀物を植える季節という意味です。

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初めてのお稽古の日は、まずお手前の割り稽古の「服紗さばき」から
でした。

服紗の三角の真ん中を持って半分にすること、これさえなかなかうまく
出来ません。

正座もしばらくしていなかったため、足はしびれて感覚がなくなり、
ひと休み。

今回はその服紗で、抹茶をいれてある薄茶器、 棗(なつめ)をふく
ところからです。


茶器は、薄茶を入れるものを薄茶器、濃茶を入れるものを茶入
といいます。

その薄茶器の代表的なものが棗です。ふたは丸みを帯びていて、
容器は下が少しつぼまった円筒形で木製の塗物です。
黒が一般的ですが、蒔絵や漆絵が施されたものもあります。

茶入は陶磁器製の小さな壷で、蓋は象牙製で、仕服(しふく)と呼ぶ
袋に入れて使います。

その棗を手に持ってみると、とても軽くて、すいつくように手の中に
納まりました。
蓋をあけると鶯色の抹茶がきれいにこんもりと山の形に盛られていました。

叔母が左手に持った三角の服紗を半分にして、そのあと四角に整え
両手でさらにたてに折、右手で持ちます。

左手で棗を持って、右手で服紗の折り山で棗の蓋を向こうを左から右に 
手前は右から左に「この字」にふきました。

「では 一緒にやってみましょう」と言われ、私も同じように「この字」
に棗をふきました。

そのとき、なぜ「この字」にふくのかしらと思いましたが 聞くことは
できませんでした。

その次は 「服紗をさばき直し 茶杓を拭きますよ」と言って まず
服紗のさばきなおしからでした。

左手で服紗の拭いた面を下にして 右手で端をとってまた三角にして
またパンと音をさせるのかと思ったら、今度は音はさせずでした。

ここでまた疑問 なぜ服紗をさばきなおすのか なぜ音はさせずなのかと。

さばきなおしたら 次に叔母は 茶杓を右手で持って、服紗の真ん中に
茶杓をのせ服紗を二つにおり、服紗で茶杓の上下、側面を拭いています。

私も同じようにやってみますが なかなかおばのようにはいきません。 

茶杓とは茶器からお茶をすくうための道具で、細いおさじの形で
普通は竹を削ってできています。
茶人が自ら削った竹の茶杓はお茶会では珍重されています。


何度か、服紗さばき 棗と茶杓をふくお稽古をしていたら

「今日はここまでにしましょう。今日は初めてのお稽古だから
 私がお茶をたてておもてなしするわ」 

とお手前をしてみせてくれました。

私の前には 陶器のお菓子器が置かれています。
途中「お菓子をどうぞ」と言われ お菓子器の蓋をとると、梅雨を思わせる
「かえる」の形をした、ねりきりの和菓子が入っていました。
季節を感じさせる和菓子が 和菓子好きの私には、よけいうれしかったです。

お菓子をいただいた後 しばらくすると叔母がたてたお茶が、目の前に
置かれました。お茶のいただき方だけは、知っていましたので、お茶碗を
手前に2度ほど回して、正面をさけていただきました。

なんだかほっとするひと時でした。

私はこのひと時が気に入り、お茶を始めたんだわーとこのとき思いました。

本日のお稽古はこれで終わりました。


始めたときはわからなかったのですが、和菓子を先にいただき、お茶を
いただくとお菓子の甘みとお茶の苦味がうまくとけあって、いっそうお茶
がおいしく感じるということが お稽古を続けていくうちによくわかる
ようになりました。


叔母のお手前で、先ほど習った服紗さばき、服紗で棗と茶杓をふくところ
をじっとみてみましたがそんなにむずかしそうには見えません。

しかしです。いざやってみると、そう簡単にはいきません。 

簡単にみえたお手前でしたが、お茶にはいろいろ わからない決まり
ごとがあってこの先 大丈夫かしら?と早くも弱気になってしまった
お稽古初日でした。

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このページは、gingaが2008年5月30日 15:30に書いたブログ記事です。

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